渋田正己町長より「年頭のご挨拶」

  一歩一歩辛抱強く
「素敵な過疎のまちづくりに邁進」

町長

 町民の皆様、新年明けましておめでとうございます。希望に満ちた令和3年の輝かしい新春を、皆様と共に迎えられますことを心からお慶び申し上げます。

 今年は、町政を担い4期3年目、私はこれまで公約の着実な推進と新たな施策に取り組んでまいりました。これもひとえに町民皆様と議員各位のご理解、ご支援の賜と、心から厚く感謝申し上げます。新春にあたり、トップリーダーとしての責任の重大さを再認識し、さらに全力で積極的に施策を展開させ、町民皆様が、真に幸せを実感できるまちづくりに取り組んでいく決意を新たにしております。今後も、町民皆様と議員各位のご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 さて、昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が全世界に拡散し、現在も多くの感染者が発生。経済活動に多大な影響を及ぼし、いまだに収束の兆しが見通せない状況であります。政府は、感染対策や経済対策を実施しておりますが、さらなる対応を期待しております。 国外では、韓国との徴用工問題など、いまだ解決の糸口が見えず両国間の早期融和が望まれるところです。また、政府は、最重要課題とした北朝鮮の拉致問題も進展しておらず、拉致被害者家族の高齢化を考えますと、日朝間交渉の早期進展を図り、拉致被害者が一刻も早く帰国できるよう切望しております。

 国内では、9月に「働く内閣」として「自助・共助・公助、そして絆」をスローガンに菅新内閣が発足しました。首相の所信表明では、新型コロナウイルス対策と経済の両立について、国内外の経済動向を注視しながら躊躇なく必要な対策を講じていくと述べ、マイナンバーカードを今後2年半にはほぼ全国民に行き渡ることを目指し、今年3月から保険証の一体化をはじめ、運転免許証のデジタル化も進めながら今後5年で自治体システムの統一、標準化を行うなどデジタル社会の実現を目指すとしております。また、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする脱炭素社会の実現を目指すことや観光や農業改革など地方を活性化し、日本経済を浮上させ全国的な最低賃金の引き上げに取り組むとしたほか社会保障や外交安全保障など山積する課題解決に向けた決意を述べたところであります。

 特に、新型コロナウイルス対策では、ワクチンの安全性、有効性の確認を最優先に、今年前半までにすべての国民に提供できる数量を確保し、高齢者、基礎疾患のある方々、医療従事者を優先して無料で接種できるようにするとしております。いずれにいたしましても、現在も全国でコロナウイルス感染拡大が続き、都市部から地方への拡大が見受けられるところであり、政府には、徹底した感染拡大防止対策と1日も早い有効なワクチンや治療薬が全国民に行き渡るよう、対応を願うとともに、国内外の山積する課題解決に向け、国の速やかでしっかりとした責任ある対応を期待しております。

 昨年は、日本への台風上陸が平成20年以来ゼロとなりました。接近した台風も7個と少なく、気象庁によりますと平年値で、上陸数は3個程度、接近数は12個ほどとのことです。しかし、これまでの気象を見ますと梅雨前線の影響で局地的に猛烈な雨となる場合が多く見受けられます。特に、7月に発生した九州から東日本にかけて発生した梅雨前線が長期停滞し、記録的な大雨となり、河川の洪水など甚大な被害が発生しました。被害に遭われた方々、いまだ避難生活を余儀なくされた方々には、衷心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧復興を願っております。

 本町におきましては、幸いにも大きな災害はなく、安堵しておりますが、いつ起こり得るかわからない自然災害の脅威を思い知らされると同時に、常日頃から防災意識を持ち、災害に対しての心構えが重要であるとあらためて考えさせられたところです。本年度中に新たなハザードマップが完成予定であり、今後も防災備蓄計画に基づき食糧や備品の整備を進めてまいります。本年も天候に恵まれ、穏やかな年でありますよう願っております。

 昨年6月に本町の交通死亡事故ゼロが2千日を達成いたしました。平成26年12月に国道227号で死亡事故が発生して以来であり、これまで記録がある中で、2千日達成はなく、非常に喜ばしく思っているところであります。また、一昨年から北海道自転車条例が施行され、自転車乗用時にはヘルメット着用が努力義務となったことから、町内小中学生全員にヘルメットの寄贈を行い交通安全対策の啓発活動を実施しております。悲惨な交通死亡事故が発生しないよう今後も3千日、4千日を目標に交通安全の一層の推進を図ってまいります。

 今年は丑年(うし年)。各地にある「天満宮」や「天神様」では、牛を「神牛」としてまつっています。牛にかかわる様々ないわれの一つに、学問の神様・菅原道真公の亡骸を運んだ牛が道で動かなくなり、その地に葬ったのが太宰府天満宮だとされています。国会戦術で牛のようにゆっくり進むという意味で「牛歩」という言葉があります。丑年にちなみ、本年も一歩一歩辛抱強く確実に「素敵な過疎のまちづくり」に邁進して参りますので、本年も変わらぬご指導・ご協力をお願い申し上げます。

 結びにあたり、皆様のご健勝とご多幸を、心からご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。

このページに関するお問い合わせ
厚沢部町役場 総務政策課政策振興係
電話:0139-64-3311(内線55) FAX:0139-67-2815
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