厚沢部町の人口推移

町の人口は昭和35年(1960)の10,651人をピークに減少を続け、令和2年2月29日現在の人口は3,780人です。65歳以上の高齢者人口は2015年頃をピークに減少に転じていますが、後期高齢者人口は横ばいが続いています。

 

 

厚沢部町の要介護・要支援者の推移

平成29年3月末をピークに認定者数の伸びは鈍化しています。この間の顕著な変化として、要介護2の認定者が減少し、要介護3の認定者の増加がみられます。

 

 

厚沢部町の介護費用額の推移

費用額は一貫して増加を続けます。特に居住系サービス(認知症対応型共同生活介護、特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護の3サービス)では、平成23年度から60%近い増加がみられます。

 


 

道内他市町村と比較した認定率

道内の認定率と比較して、厚沢部町の認定率は要支援で低く、要介護1、2では概ね中央値付近となり、要介護3以上では、道内でも上位の認定率となります。厚沢部町の認定率は、要介護2では道内79位、要介護3では2位、要介護4では10位、要介護5では9位です(158保険者中)。

 

道内他市町村と比較した月額給付費

厚沢部町の1号被保険者一人あたり月額介護給付費は、北海道内でも上位に位置します。厚沢部町の一人あたり月額給付費は全道158保険者中第7位で、檜山管内では江差町20位(23,939円)、今金町25位(23,454円)、上ノ国町26位(23,312円)などが高位に位置します。

 


 

施設サービスと在宅サービス

厚沢部町は在宅サービスの給付(X軸)が低く、施設居住系サービスの給付(Y軸)が高い)。一人あたり月額給付費で高順位となった厚沢部町、江差町、上ノ国町、今金町などはいずれも在宅サービスが低く、施設居住系サービスが高い傾向にある。

 


 

サービス区分と給付費

1件あたり1〜2万円となる在宅系サービスと比べて、居住系の請求単価は20万円から30万円の範囲に分布し、極めて高額です。在宅系サービスは複数サービスを利用するケースが多いことを差し引いても、在宅系と居住系の給付格差は明確です。

 


 

年齢と給付費

給付費のピークは80歳代後半です。在宅のピークも同様に80歳代後半ですが、全体のピークよりも低年齢となります。給付費の大半が85歳以上の受給者によるものです。

 


 

保険者機能強化推進交付金

平成29年地域包括ケア強化法において、高齢者の自立支援・重度化防止等に向けた保険者の取組や都道府県による保険者支援の取組が全国で実施されるよう、PDCAサイクルによる取組が制度化されました。本政策の一環として、自治体への財政的インセンティブとして、市町村や都道府県の様々な取組の達成状況を評価できるよう客観的な指標を設定し、市町村や都道府県の高齢者の自立支援、重度化防止等に関する取組を推進するための新たな交付金が創設されました。

平成元年度は市町村分として190億円が財源措置され、評価指標にもとづく得点に応じた交付金が交付されています。


 

厚沢部町の得点状況

厚沢部町はいずれの指標も平均値、中央値を下回ります。もっとも低得点となった運営安定化では、専門的職種を活用する指標が多く、専門的職種の確保が難しいことから低得点につながっています。

 

 

保険者機能強化推進交付金評価指標と介護保険給付指標の関係

 

 


 

人口構造からみる介護保険の状況

厚沢部町の人口は今後、一貫して減少を続けます。65歳以上高齢人口も例外ではありませんが、85歳以上人口は、2040年まで横ばいが続きます。すでに示したように、介護給付費の多くは85歳以上高齢者が受給することから、厚沢部町の介護保険給付費は、当面する20年間については、現状の水準が維持されます。

 

厚沢部町の介護保険の特徴

北海道内の他の保険者と比較した厚沢部町の介護保険事業の特徴は、在宅系サービスに比較して、施設・居住系サービスの給付額が高額なことです。施設給付の請求単価は在宅系の給付と比較して極めて高額であることから、施設サービスの利用度の高い厚沢部町では、一人あたり月額給付費は全道第7位の高水準となっています。

また、介護度別の認定率にも顕著な特徴があり、要介護3以上の認定率が極めて高い点が特徴です。介護老人福祉施設(特養)や介護老人保健施設(老健)の入居基準が原則要介護3以上となっていることから、要介護3認定の取得に高いインセンティブが働くためと考えられます。

 

保険者機能強化推進交付金評価指標からみる厚沢部町の特徴

厚沢部町は多くの指標で全道の平均値・中央値を下回る結果となっている。ただし、図\ref{pair}に示すように評価指標と給付費・認定率の間に適切な相関関係がみられず、評価指標をもとに今後の業務目標を設定することは難しい。

その上で、厚沢部町の介護保険事業において今後改善すべき点を列挙すると次のとおりである。

 

このページに関するお問い合わせ
厚沢部町 保健福祉センター(あゆみ) 保健福祉課 介護保険係
電話:0139-64-3319 FAX:0139-67-2845
メール:kaigo@town.assabu.lg.jp