レクの森ブログ

未分類 2017年7月12日
神戸大学理学部生物学科のハリガネムシ調査が始まりました

ハリガネムシはカマドウマやカマキリ、ゴミムシなどを宿主とする寄生虫です。線虫に似た細長いヒモ状の姿をしています。(ハリガネムシの詳細についてはネット上には動画がたくさんありますが、閲覧注意です。)

ハリガネムシは宿主の脳を操作して行動を操ることで有名です。陸上で生活する昆虫を操って水辺に近づけることで、本来水辺に近づかない昆虫が川の魚の餌となります。このことによって河川に生息できる魚の餌が増えるのではないかと考えられています。

今回、教育林で調査を行うこととなった神戸大学理学部生物学科の佐藤拓哉先生は、これまで本州や道央、道北でハリガネムシの調査を行い、ハリガネムシのライフサイクルに季節性のパターンがあることを突き止めました。北海道と本州の中間に位置する道南の地域性を明らかにすることで、ハリガネムシからみた日本の河川の生態系を明らかにすることができるかもしれません。

 

ハリガネムシトラップを畑内川に設置しています

百円均一で売っている5cmメッシュの網がトラップです。この網をヒモで固定して川底に沈めるだけでトラップが完成します。

 

トラップをもっているのは神戸大学佐藤先生。ハリガネムシトラップは佐藤先生の考案です。


わかりやすいようにマーキングテープをつけて川底に沈めます。


これから2週間おきにトラップに絡み付いたハリガネムシをチェックして、数を数えていきます。また、トラップにかかったハリガネムシを採取して神戸大学理学部佐藤先生のところへ送ることになります。地道な調査ですが、教育林の生態系の解明に役立つものと考えています。

 

ハリガネムシトラップの設置位置

展示館裏を流れる畑内川に20m間隔で6箇所のトラップを設置しました。触らないようにお願いします。


 

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