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11年ぶりに館城の発掘調査が始まりました。
平成24年度に館城の外郭を構成する堀・土塁・柵の調査を完了し、史跡整備に向けた基本計画の策定を行いました。その後、AR技術*1を活用した館城御殿の復元をめざすこととし、基本計画の修正作業を進めることになりました。
御殿の復元のためには、より正確な建物の情報が必要となることから、令和元年と令和3年に札幌学院大学臼杵勲先生が行った地下探査(レーダー探査・磁気探査)の結果にもとづき、それまで知られていた2棟の建物の間の空間を調査することとなりました。
令和5年度の発掘調査区(赤色の範囲) [その他のファイル/4.87MB]
発掘調査は23日(金曜日)ごろまで実施しています。
*1 AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、現実の風景の中にCGでつくられた3D映像などのデジタルコンテンツやデータを重ねて表示する技術です。