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農業活性化センターだより(令和2年5月号)『早出し馬鈴薯を栽培する為に』

ページID:0001468 更新日:2020年5月14日更新 印刷ページ表示

『早出し馬鈴薯を栽培する為に』

 毎年、7月上旬に京都から小学生が修学旅行の一環で厚沢部町へ来町しています。

 その行程の中で、当センターにてメークインの収穫体験があるのですが、そこが大変です。本来の収穫時期は、8月上旬以降、早くて7月下旬なのです。昨年も、そこに苦労しており、なんとか収穫できるくらいには栽培できましたが、モノとしては多少未熟でした。そこで、今回は植え付け前の方法を変えてみました。

 一般的に、馬鈴薯を植え付けする2週間前くらいに温度が上がりすぎない様に光を当て種いもから芽出しをします。

これを行う事で、馬鈴薯の休眠が完全に終わり、生育する準備ができるのです。通常の芽出しは1~2cm程(写真1)で、十分ですが、今回はさらにバットにポット用土と一緒に2週間生育させました。すると、植付けする頃には立派に根を張るくらいに成長しました(写真2)。3月19日に1,2の種いもを分けてハウスに植付けを行い、さらに2にはトンネルも掛けました。これが大きく影響してきますので、次回に成果を確認してみましょう。

早出し馬鈴薯1
▲写真1

早出し馬鈴薯2
▲写真2

【農業振興係 堂下 貴宏】

 

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Tel:0139‐65‐6061
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