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農業活性化センターだより(令和4年5月号)『連作には気を付けよう』

ページID:0001470 更新日:2022年5月14日更新 印刷ページ表示

『連作には気を付けよう』

 先月号では降雪の話題を書いていましたが、この1ヶ月で雪解けが一気に進み、すっかり春模様になりました。これから生産者の方々も忙しくなっていきますが、自家用の野菜を栽培する方も多いと思います。しかし、播種・定植を行う前に、昨年は何を栽培したか思い出しましょう。

 同一の圃場で同一の作物を続けて作る「連作」を行うと、病原菌やセンチュウ類が増殖したり、土壌養分のバランスが悪くなったりします。そのため、作物の生育が極端に悪くなり、収量の減少に繋がります。連作にならないようにするためには、栽培する作物が何科であるかを知っておく必要があります。

代表的な作物の科は以下の通りです。

ナス科:馬鈴薯、ナス、ピーマン、トマトなど

アブラナ科:大根、白菜、キャベツ、ブロッコリーなど

ウリ科:カボチャ、キュウリ、スイカ、メロンなど

マメ科:大豆(枝豆)、小豆、エンドウ、インゲンなど

 連作に強い作物もありますが、基本的には馬鈴薯栽培から翌年トマト栽培へなどの違う作物でも科が同じであれば、連作になってしまいますので、注意が必要です。連作障害を避けるには一般的に毎年異なる科の作物を栽培する「4年輪作」が推奨されています。自家用栽培でも毎年よい作物を収穫する為に、今一度作付け体系を確認してみてください。

 

「活き活き農業」の発行

 1年間の成果として令和3年度試験成績集を発行しました。当センターで調査した5課題とおよび土壌分析診断事業に係る内容となっています。町ホームページにて掲載している他、冊子でも配布していますので、希望の方は当センターにご連絡をお願いします。

【農業振興係 堂下 貴宏】

 

このページに関するお問い合わせ

厚沢部町農業活性化センター(厚沢部町鶉町853番地) 
Tel:0139‐65‐6061
Fax:0139‐65‐6804


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