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農業活性化センターだより(令和2年11月号)『作業の省力化を目指して試験』

ページID:0001484 更新日:2020年11月14日更新 印刷ページ表示

『作業の省力化を目指して試験』

 10月1日、道南農業試験場(北斗市)にて、現地研修会を行いました。道南試験場内圃場を詳しく見学をしたり、土壌分析についての講義を行ってもらい、改めて業務内容の知識を見直す事ができ、有意義な研修会でした。今年度は中々現地研修を行う機会が少ないので、このような機会を大事にしたいです。

 今回、圃場見学に行った際に、試験栽培されていた。ブロッコリーの直播栽培についてお話します。

 ブロッコリーの栽培は通常では、育てた苗を畑まで運び植えていきます。運ぶ手間はありますが、その方が、生え揃えも良く欠株が出づらいからです。直播とは直接地面に種を播き育てる事です。これにより、苗の準備をしなくても良いので、苗代や苗床の用意や、定植の時の作業量は少なくなるので、ずいぶん楽になります。

この写真の様に、生え揃いも良ければ良いのですが、別の施設圃場で実施した同様の試験では、50%も出芽しませんでした。この様な試験結果では、実践での利用は難しいため条件を変えるなりして、また試験をしていきます。ここ厚沢部でも10年後には、農家戸数も減り、労働力減は顕著になると思われます。ブロッコリーだけではなく、様々な品種において、作業を楽に転換できる技術は蓄えておくに越したことはないのです。

ブロッコリーの直播栽培
▲ブロッコリーの直播栽培

【農業振興係 堂下 貴宏】

 

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