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農業活性化センターだより(令和2年12月号)『越冬緑肥を栽培中です』

ページID:0001486 更新日:2020年12月14日更新 印刷ページ表示

『越冬緑肥を栽培中です』

現在、活性化センターではふれあい農園向かいの圃場で

緑肥を展示栽培しています。

写真の手前から、慣行区・ヘイオーツ(えん麦)・越冬ライ麦・ヘアリーベッチ・越冬ヘアリーベッチです。この写真は11月初旬の様子で、分かりにくいのですが奥のヘアリーベッチが疎らにしか生えず、秋の雨の回数も多く、中々畑に入れず播種日が遅くなってしまったのが原因だと思われます。しかし、手前のえん麦区、ライ麦区は青々と育っています。この緑肥展示区では来年度カボチャの試験を行う予定です。

そもそも、緑肥作物を利用する目的はなぜか。目的は様々ですが、次期野菜用の肥料を節減・またはすべてを緑肥で供給したい、地力維持に大量の有機物を土壌に還元したい、有害センチュウや土壌病害を軽減したい、畝間の雑草を抑制したいなどの効果を得る為です。

作物収穫後に、えん麦などを蒔く方も多く居られますが、雪が積もるまでの期間は短いです。越冬性緑肥を使用する事で、雪解け後の土起しをするまでの期間も生育する事ができるので、より高い効果を得る事ができます。道路沿いから確認する事ができるので積雪前後の差をぜひご覧になってみて下さい。

緑肥の生育の様子
▲緑肥の生育の様子

【農業振興係 堂下 貴宏】

 

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Tel:0139‐65‐6061
Fax:0139‐65‐6804


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