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農業活性化センターだより(令和2年1月号)『土壌分析の季節がやってきました』

ページID:0001488 更新日:2020年1月14日更新 印刷ページ表示

『土壌分析の季節がやってきました』

 明けましておめでとうございます。本年も当施設は厚沢部町の農業生産のサポートに努めてまいります。

 さて、農業活性化センターでは冬の間は石灰、苦土、加里、リン酸を含む多項目の土壌分析を中心に作業を行っています。これは作付けする圃場の健康診断のようなもので、定期的に受けて生産者が土の状態を把握し末永く生産できる土づくりを行って頂くためです。

多項目で調べる項目は色々ありますが、その中でも最も重要な項目はpH(ピーエイチ、ペーハー)です。

pHは土壌酸度とも言い。日本のように雨が多い土地では、放っておくとpHは自然に下がっていきます。

pHは低すぎても、高すぎても、肥料の成分が作物に吸収されづらくなりますので、栽培する作物に適正なpHの維持を心がける必要があります。実際にpHを上げるには、炭酸カルシウムなどの石灰質資材を施用します。

施用量など分からない事があれば、お気軽に当施設までご連絡ください。

【農業振興係 堂下 貴宏】

pHメータで計測中
▲pHメータで計測中

土壌の成分値を計測中
▲成分値を計測中


厚沢部町農業活性化センター