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巡回情報と、この時期に見られる植物をご紹介します。
【トリアシショウマ】
新芽の様子が鳥の脚に似ていることからその名が付きました。
若芽は春が旬の山菜として食されています。
教育林では林内各所で見られます。
【オトギリソウ】
古くから民間薬として伝わる薬草です。
止血、鎮痛、抗菌作用があるので、切り傷や虫刺されに効果が高いようです。
教育林では主に日当たりの良い草地で見られます。
【オトコエシ】
漢字で書くと「男郎花」。秋の七草のひとつである「オミナエシ(女郎花)」とは、同じオミナエシ科の仲間です。
楚々として咲く女性的なオミナエシに比べて、大柄で野性的に咲く様子からオトコエシと呼ばれるようになったと言われています。
教育林では主に日当たりの良い草地で見られます。
【クサギ】
枝を折ったり、葉をちぎったりすると独特な臭いがすることから「臭木(クサギ)」と呼ばれています。
クサギはさまざまや役割があり、葉は食用、根は薬用、実は染料として使われます。
教育林では主に畑内川沿いで見られます。
【モミジガサ】
紅葉のように裂けた葉が、笠のように垂れ下がるため、その名が付きました。
山菜としても人気がありますが、毒草のトリカブトと葉の形がそっくりなため注意が必要です。
教育林では林内各所で見られます。
教育林巡回を次のとおり実施していますが、林内に入る際はヒグマ対策を十分に行ってください。
※(7)~(8)間は当面の間、処理困難な倒木のために通行止めです。