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『所信表明』

ページID:0006877 更新日:2023年5月16日更新 印刷ページ表示

令和5年度第1回臨時議会 『所信表明』

佐藤正秀町長
    厚沢部町長 佐藤 正秀

 

私は、去る4月23日に執行されました町長選挙におきまして、町民の皆さまの温かいご支援とご厚情により、町政を担当させていただくことになり、4月27日に就任いたしました。身に余る光栄であり、感激ひとしおのものを感じますと同時に、責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。

議員の皆様におかれましても、町民各位の期待を担ってめでたく当選の栄を得られ、本日ここに初の議会を開会する運びにいたりましたことは、誠にご同慶に堪えない次第であります。

私は町長選挙の立候補にあたり、「町民一人ひとりが幸せを実感できる町づくり」をスローガンに住みよい厚沢部町を築くために4本の公約を掲げ、町民の皆様に訴えてまいりました。

第1として、「力強い農業・林業・商工業」を築くための支援であります。厚沢部町の基幹産業である農業、林業が今後も生き残るためにスマート農業、スマート林業の推進と持続可能な農業経営への支援を行います。また、農地の基盤整備、集約化で生産力を強化するとともに、新規就農者、後継者への育成支援を行います。

第2として、「少子高齢化・人口減少への対応」であります。現在、地方では、国難ともいうべき少子高齢化に端を発した、人口減少問題に直面しております。子育て世代への支援として認定こども園の完全無料化や学校給食の無料化、公営塾の充実などを図っていきます。また、高齢者の生活支援サービスの拡充や新たな交通システムの導入も目指していきたいと考えております。

第3として、「くらしの安全・安心のまち」では、帯状疱疹ワクチン接種への助成やゼロカーボン社会を見据え新エネルギーの導入促進、新たな災害通報システムの構築をしていきたいと考えております。

第4として、「健全な行財政運営」では、予算の効率化・重点化による計画的な財政運営を図り、行政運営では情報公開による透明性の確保に努めます。

以上を基本理念として諸般の施策を展開してまいりたいと存じます。初年度の具体的な施策につきましては、6月の定例会で提案する所存でございます。

私は住み良い厚沢部町、幸せを実感できる厚沢部町へ向けて、全身全霊を傾けて町民各位のご期待にそえるよう、取り組んでまいりますので、議員各位の格別なるご協力、ご支援を賜りますよう、切にお願いを申し上げます。

結びにあたり、前渋田町長の4期16年間のご労苦に対し、心より敬意を表し、就任の挨拶といたします。